映画をシナリオの側面から研究する『movie labo』。映画の「面白い」とは……
こんにちは。
akira(@akira_movielabo)です。
これから『movie labo』と題して、シナリオ・物語の側面から映画の研究をしていきます。
研究を始める前に、ちょっとした導入記事をお届けします。
映画の『面白い』って何なのかを考えるキッカケになればなと思います!
映画の『面白い』とは
突然ですが、映画の「面白い」とはなんなのでしょうか。
感動した。
泣けた。
ドキドキした。
スカッとした…
などなど、いろんな感情が湧き上がると思います。
ではその感情はどこから生まれてくるのでしょうか?
私たち人間は、生きていればそれぞれ色々なドラマがあり、苦労や幸せを経験していくと思います。その経験から、心に刺さる映画ももちろんあるでしょう。
しかし、1960年に作られた映画を観ても泣きます。
おじいちゃん監督が作った映画でも泣きます。
異国の全く違う文化の人が作った映画を観ても泣きます。
時代も年齢も文化も違う人が、おそらく日本人に向けて作るなど全く考えていない映画を観ても、私たちは感動します。
こう考えると、とても不思議に思えます。
その答えは一体どこにあるのか。
それが『 物語 』です。
ハリウッド映画の平均上映時間は「98分」と言われています。
恋愛、SF、ホラー、青春……あらゆるジャンルの映画が「98分」で語れてしまうのです。
もし、面白いと言われる物語すべてに法則があったら?
映画をシナリオの側面から研究
これから始まる連載『movie labo』は、映画の分析と研究をしていきます。
分析と研究はシーンを止めて見直しながら書くので『Prime Video』や『U-NEXT』、テレビで録画したものを中心にご紹介していきます。
私自身シナリオライターを目指しています。
映画を、物語・シナリオの側面から研究し、一緒により深く「面白さ」を知っていきましょう!
映画研究に使う法則
『スター・ウォーズ エピソード4』が公開されたのが1977年。
監督・脚本を務めたジョージ・ルーカスは1984年のインタビューで、
彼の本に出会っていなければ
私はいまだに
スター・ウォーズ・シリーズの脚本執筆に
追われていただろう
と語っています。
その彼とはジョーゼフ・キャンベルという神話学者です。
ジョージ・ルーカスが読んだ本『千の顔をもつ英雄』にはキャンベルが神話を分析して発見した『普遍的に人類の心をとらえる英雄物語の基本パターン』が書かれていました。
その法則を12の段階『ヒーローズジャーニー』と呼んでいます。
面白い映画が本当に『ヒーローズジャーニー』に当てはまっているのか、『movie labo』では研究していきます。
研究記事を読んでいく前に、『ヒーローズジャーニー』についてちゃんと知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
映画研究をする視聴環境
我が家の視聴環境を紹介します。
登録している動画配信(VOD)サービスは、『Prime Video』『U-NEXT』『Netflix』『ザ・シネマメンバーズ』の4つ。
VODサービスの特徴
- コスパ重視なら『Prime Video』
- 作品数重視・映画館でも鑑賞する人は『U-NEXT』
- 韓国作品・オリジナル作品が好きな人は『Netflix』
- ニッチなミニシアター系映画を観たい人は『ザ・シネマメンバーズ』
Prime Video
Prime Videoは、Amazonプライム会員であれば月額600円に追加料金なしで楽しむことができます。
年支払いにすると年間5,900円(1ヶ月あたり492円)とさらに安くなります!!
作品の入れ替えが他の動画配信サービスに比べて多いですが、一期一会と思って楽しんでいます。
Amazonプライムは動画配信以外のサービスを目的に登録していたので、映画が観れるのはオマケのような感覚でいます。
Amazonでの買い物で送料が無料になる特典や写真のストレージなど、動画配信以外の部分が充実しているんですよね!!
Amazonプライム会員になることでできることが思いの外たくさんあるので、知らない人はチェックしてみてください!!
U-NEXT
U-NEXTはとにかく作品数が多い。
他の動画配信(VOD)サービスと比べて圧倒的に多いです。
さらに、毎月付与されるポイントを使って映画館のチケットが購入できるので、映画館でも映画を楽しみたい人にはピッタリなVODサービスになっています。
Netflix
Netflixは魅力的なオリジナル作品が多いのと、韓国ドラマの多さが決め手。
ザ・シネマメンバーズ
ザ・シネマメンバーズはミニシアター系の作品だけをセレクトした、めちゃくちゃ尖ったVODサービス。
まだ観れる作品数は少ないですが、このニッチさはクセになります。
さいごに
シナリオから読み解く『movie labo』は、「あのシーンのあの意図はいったいどういう意味があるんだろう」と思う所を私なりの見解からも紹介していきます。
『ヒーローズジャーニー』を元に研究していくので、こちらの記事もぜひご覧ください。
第1回目の映画研究は、ヒロイン役のエマ・ワトソンが魅力的だった『ウォールフラワー』です。
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